ご希望の国税局・税務署情報を無料で検索できます。

施設リサーチ/ホームメイト・リサーチTOP

パブリネット
国税局・税務署
トップページへ戻る
トップページへ戻る

税務署情報

税の種類「たばこ税」



税額を負担する人と納税する人が異なる税の種類を「間接税」と呼びますが、そのうちのひとつが「たばこ税」です。一般的にはたばこの価格そのものに税額が含まれており、たばこを購入する際に消費者が支払っている税であるため、非喫煙者にとっては無縁の税ですが、税法では納税義務者について、タバコ類の製造者及び輸入者と定められています。日本で適用されているたばこ税がどのようなものか、ここでは税の仕組みや税額などについて、詳しくご紹介します。

たばこ税の特徴

たばこ税の特徴

一般的には「たばこ税」とひとくくりに呼ばれる税ですが、実際には「国たばこ税」「地方たばこ税」「たばこ特別税」という複数の税を総称したものです。そして、たばこには消費税も課税されるため、最終的なたばこの価格のうち、およそ6割以上が税金ということになります。この結果、日本で流通している商品のうち、際立って税負担率が高いものの代表例として、たばこが語られています。なお、2010年(平成22年)当時の総理大臣がたばこ税の目的について「健康目的」といったニュアンスで語っていますが、たばこ税が採用されている背景には、「たばこは吸わないほうが良いから、吸う人には税負担、税が嫌なら吸わないように」といった、国民の行動を律する目的で設定されているものではなく、あくまで嗜好品であるたばこに対して物品税として課せられているもので、それ以上の意味は本来ありません。

たばこ税の税額

たばこ税は、国たばこ税、地方たばこ税(道府県たばこ税・市町村たばこ税)、たばこ特別税を合算したものです。2015年(平成27年)2月の時点でその合計は国産紙巻きたばこの場合で1箱(20本)あたりおよそ244.88円が税額とされています。輸入たばこである場合やたばこの種類(葉巻、鼻から吸引する嗅ぎたばこ、ガムのような噛みタバコなど)によって計算方法は異なりますが、概ね価格のうち6割以上が税金であるという点は共通です。

たばこ税の内訳

一般的な国産の紙巻たばこの場合、たばこ税は税法により1,000本あたりで定められており、国たばこ税は5,302円、道府県たばこ税(法文では「都」はありませんが、東京都も課税されています)は1,504円、市町村たばこ税は4,618円、たばこ特別税は820円と定められています。たばこ税としてはこれらを合算した額が税ということになり、さらに消費税も課税されています。なお、紙巻たばこ以外の種類については、重量で同様に税額を計算します。

三級品に対する軽減措置

たばこの銘柄には様々なものがありますが、「旧3級品」と呼ばれる銘柄(日本たばこ産業が扱っている「エコー」「わかば」など)が6銘柄あり、これらはたばこの質がやや劣ることから、たばこ税については軽減措置が採用されています。しかし、2014年(平成26年)にこの軽減措置が改定され、2016年(平成28年)度から2019年(平成31年)度にかけて毎年段階的に税額が上がるように決定しています。

増え続けるたばこ税

近年、たばこ税は1998年(平成10年)、2003年(平成15年)、2006年(平成18年)、2010年(平成22年)と、数年おきに増税が繰り返されています。ただし、税額が上がるのに反比例するようにたばこの販売数は減少しており、最終的な税収は伸びていません。