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税務署情報

税の使い道 国民医療費・年金



私達が納税した税金は国の歳入になり、内閣の提案をもとに国会で承認され、実際に運用されています。そうした税の使い道を見ていくと、特に多額を占めているものが国民医療費や年金といった言わゆる「社会保障費」だということが分かります。そこで、ここでは「社会保障」とは何なのか、社会保障費を構成している国民医療費や年金が、具体的にどのようなものであるかなどについてご紹介します。一般会計歳出の大部分を占める社会保障費を知ることで、税の重要性を身近に感じられるはずです。

歳出の多くを占める社会保障費

歳出の多くを占める社会保障費

人が生きていくなかでは様々な出来事があります。そして、出来事には良いことばかりではなく悪いことも含まれ、それらのなかには突発的な出費が必要になるものや、自分だけの力ではどうにもならないものもあるでしょう。こうしたそれぞれの問題解決について、国家という大規模な公的存在が全体をサポートするというものが、社会保障の基本的な考え方です。具体的には、病気やケガなど医療サービスを受ける際、出産、死亡、老化などといったすべての人間にかかわる出来事、障害や失業、貧困といった不幸からの脱却・回復などが社会保障の対象になります。こうした出来事への対処方法について、個人それぞれの負担のみではなく、あらかじめ国家が税という形でお金を集め、必要に応じて国民全体へ再分配するというものが社会保障です。書いて字のごとく、国民すべてが健康で文化的な生活を送れる「社会」を「保障」する。これは国家の重要な任務のひとつであり、そのために多くの税が使われています。

税の医療への使い道

病院などで受けられる医療サービスは本来とても高額ですが、その費用を国民全体で負担し合い(これを「相互扶助」と言います)、医療費の一定範囲額を国が支払うことによって、個人負担を軽減できるようになっています。日本には国民皆保険制度が適用されており、国民は原則的に何らかの保険制度に加入して保険料を支払っていますが、保険料だけでは賄いきれない部分もあるため、税が包括的に使われています。

税の介護への使い道

高齢者や障害者の介護にも税は使われています。身体が不自由な人や高齢者のなかには、誰かのサポートがなければ生活しにくい場合があり、そこにはある程度の費用が必要になります。そうした要介護者を支えるのも国の重要な役割です。国民が安心して歳を重ねることができ、また事故や病気で身体が不自由になっても国や社会のサポートを受けられるというのは、税という費用があってこそという訳です。

税の年金への使い道

十分に社会で働き、引退した高齢者や障害者などに対して、定期的・長期的にお金が支払われる仕組みが年金です。国民は国民年金に強制加入となっており、それに加えて厚生年金や共済年金などにも加入します。そうして年金負担を続けて一定年数以上を超えると年金受給資格を得ることができ、やがて働かなくても一定額のお金を受け取れるようになります。つまり、老後の生活資金を国の管理で積み立てているようなものが年金という訳です。ただし、高齢化が進む現在の日本では、現役世代などが納めている年金負担だけではすべての年金額を賄いきれないため、税も使われています。障害年金や遺族年金など、多様な年金制度で国民の生活はサポートされています。