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国税局の仕事 統括国税実査官



ここでは、国税局で業務を行なっている各部門のうち、一部の国税局に配置されている統括国税実査官についてご紹介します。国税局にある統括国税実査官とは、どのような組織で、どんな仕事を行なっているのでしょうか。

統括国税実査官の仕事

統括国税実査官の仕事

国税局にある仕事のなかでも、統括国税実査官と呼ばれるものは比較的その誕生が新しいものです。統括国税実査官は2008年(平成20年)7月、東京国税局などの主要な国税局に誕生したのが最初で、主な業務内容は言わゆるインテリジェンス活動とされています。これは、情報を整理し、それらをもとに多角的な調査企画を行なうとされており、諜報活動などを含めて情報を収集し、分析するアメリカの中央情報局(CIA)と似ていることから「国税版CIA」などと表現されています。こうした背景から、統括国税実査官の詳細については多くの情報が公開されておらず、その実態についてはあまり知られていません。ただし、その業務内容から推測するに、特に優れた能力を持つ国税局職員がその任に就いていると推測できます。

一部の国税局に設けられた統括国税実査官

統括国税実査官は新しい部署ということもあり、2015年(平成27年)2月時点では一部の国税局のみに配置されています。以下に主要な国税局でどのように組織されているかをご紹介します。

東京国税局の統括国税実査官

統括国税実査官が最初から配置されているのは東京国税局です。公開されている東京国税局の機構では、課税第一部に「統括国税実査官(資料情報)」、「統括国税実査官(情報)」、「統括国税実査官(電商)」、「統括国税実査官」の4種類が確認でき、また課税第二部にも「統括国税実査官」があります。

大阪国税局名古屋国税局の統括国税実査官

東京に次ぐ規模を持つ大阪国税局及び名古屋国税局にも統括国税実査官は存在しています。どちらも課税第一部、課税第二部のそれぞれに「統括国税実査官」を機構図で確認できますが、東京国税局のように情報、電商などと細かく分けられてはいません。

札幌国税局の場合

札幌国税局の場合では、その機構図に統括国税実査官はありません。

変化する社会に対応する国税局

統括国税実査官が配置された狙いには、変わっていく社会への適応が挙げられます。例えば、「統括国税実査官(電商)」とされる部署が存在することからも分かるとおり、電商つまりインターネットを通じた商取引は現在頻繁に行なわれており、それらに際して脱税行為が行なわれている可能性は否定できません。東京国税局では2000年(平成12年)2月から電子商取引専門調査チームを編成し、電子商取引に関する調査方法を開発し、情報収集を行なっていましたが、このチームが前身となって「統括国税実査官(電商)」は組織されています。世の中が便利になっていくのと同時に、悪知恵が働く場合には脱税の方法も新たに考えられてしまうため、国税局は柔軟な対応を継続していく必要があります。