国税局・税務署用語辞典
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強制徴収手続き
きょうせいちょうしゅうてつづき強制徴収手続きとは、個別の法令の根拠規定により、滞納債権について滞納処分(給与・預貯金・不動産等の差し押さえや担保権の実行等)を行なうための手続きを言う。私人が国または地方公共団体に対して負わなければならないと定められた、法律上の納税の義務を履行しない場合に、行政庁や地方自治体が裁判所の介在しない強制手段によって、税法の定めにしたがって自力で手続きを進める。国税局などの課税庁は強制徴収権や自力執行権が認められているため、手続きの過程で、配当を受ける優先順位について民事債権との競合関係が争いとなり、独力で調整をすることが難しくなった場合には、裁判所が介在することとなっている。
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